第6回 ジェネレーティブAI勉強会

第6回の勉強会の募集を開始しました。前回同様、リアル会場とネット配信の両方で開催します。

募集は、

(1)リアル会場参加(懇親会あり) 100名 (参加費千円)
(2)リアル会場参加(懇親会なし) 100名 (参加費無料)
(3)オンライン参加        500名 (参加費無料)

の3種類となっています。

下記のフォームに記載して申し込みをしてください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdYKmMw8WpelpcYRd2E6OOSk4lwN_JCy5ghOJJfXLJ8k_KC1A/viewform?usp=sf_link

第6回 ジェネレーティブAI勉強会

開催日時:2023年12月19日(火) 17:00~
主催:一般社団法人 生成AI協会(GAIS) https://gais.jp/
開催場所:港区立産業振興センター 11F 大ホール

募集人数:(リアル) 200名+(オンライン)500名(Zoomウェビナー)

講演内容:17:00~20:00

(1) 小澤健祐「生成AI導入の教科書」
(2) 佐藤拓哉「OpenAIの新機能GPTsを活用した業務改善エージェント開発方法と活用事例」
(3) 北爪聖也「Teamsチャットボット開発 Azureを使って安全に社内文書を引用できるボット紹介」
(4) 森 一弥「AI全盛時代に備えるナレッジデータ管理〜VectorStoreの選び方〜」

(5) 森 俊哉「ChatGPTとUnrealEngine5の統合による3D AI人間の制作」

(6) ライトニング・トーク

 (A) 松本典子「Power Automateで『Copilot』を活用しよう」

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20:00~ 懇親会(参加費:千円)

*会場で簡易的な懇親会をさせていただきます。


講演内容

17:00 講演①:小澤健祐氏「生成AI導入の教科書」

講師プロフィール:「人間とAIが共存する社会をつくる」がビジョン。ディップが運営するAI専門メディア AINOW編集長を務める。一般社団法人生成AI活用普及協会 協議員。書籍「生成AI導入の教科書」。1000本以上のAI関連記事を執筆。その他、AI領域で幅広く活動。AIベンチャー Carnotの事業戦略や生成AI教育事業を展開するCynthialyの顧問、日本最大のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」のモデレーター&パートナーインフルエンサー、ディップの生成AI活用推進プロジェクト「dip AI Force」の推進も務める。AIに関するトークセッションのモデレーターや登壇も多数。

17:30 講演②:森 俊哉氏「ChatGPTとUnrealEngine5の統合による3D AI人間の制作」

講演内容:AI技術におきまして、ChatGPTとUnrealEngine5を統合することにより開発いたしましたAIデジタルヒューマン(3D AIアバター)は、今後の労働市場と社会構造に大きな影響を与えると予想されています。AIの発展は、物理的な仕事だけでなく、知的労働をも効率化し、新たな生産力ツールとしての役割を果たします。例えば、Midjourney社のような小規模なチームでも、AIの活用により大きな収益を上げることが可能です。AIデジタルヒューマンは、商談のアシスタント、記事作成、会議記録、面接の運営など様々な場面で活用され、人間の労働を大幅に削減します。これにより、AIを活用できる個人や企業は大きな利益を得る可能性があり、富と貧困の格差の拡大が懸念されています。しかし、同時に、AIデジタルヒューマンは医療、教育、ビジネスなど多岐にわたる分野で人間の活動を支援し、新しい価値を生み出すことも期待されています。

18:00 講演③:佐藤拓哉氏「OpenAIの新機能GPTsを活用した業務改善エージェント開発方法と活用事例」

講演内容:ChatGPTの最新機能「GPTs」は、ビジネスの世界で大きな注目を集めています。今年だけで2,000名以上の方に生成AIの活用法をレクチャーしてきた実績を基に、GPTsの実用例を分かりやすく解説します。GPTsは、特に非エンジニアの方々にとって強力なツールです。経理や事務職などの従来の業務をどう変革し、自動化や効率化を実現しているのか、生の事例とともにご紹介します。GPTsを使った業務自動化は、日々の繰り返し作業を効率的に処理するだけでなく、データ分析やレポート作成などの高度なタスクにも応用可能です。この技術を活用することで、時間を節約し、より戦略的な業務に集中できるようになります。さらに、GPTsは顧客サービスやマーケティング分野でも大きな効果を発揮します。顧客からの問い合わせに対し、迅速かつ適切な回答を提供することで、顧客満足度の向上にも寄与します。本講演では、これらの点を具体的に解説し、参加者の皆様が生成AIを活用して業務効率を高め、新たなビジネスチャンスを掴む方法をご提案します。

18:30 休憩


18:40 講演④:北爪聖也氏「Teamsチャットボット開発 Azureを使って安全に社内文書を引用できるボット紹介」

講演内容:社内サポートスタッフの方の仕事を効率化する方法をお伝えします!社内から同じような質問がいっぱいきていて、効率化できなかと悩んでいる方。質問している方は、マニュアルの場所がわからず、聞いたほうが早いと考えてしまいます。そこで、社内の文書から情報を的確に情報を取得して、ユーザーの質問の意図通りに回答するチャットボットを開発しました。そしてそれがビジネスチャット上(デモはTeamsで作成しました)のチャットボットであれば、誰でも利用ができます!本セッションではでは、Teamsで簡単に社内文書を引用してくれる便利なチャットボットのデモと技術的背景についてお伝えします。

19:10 講演⑤:森 一弥氏「AI全盛時代に備えるナレッジデータ管理〜VectorStoreの選び方〜」

講演内容:企業や組織のデータ活用を進化させる最先端技術、ChatGPTを含むLarge Language Models(LLM)を用いたRAG(Retrieval-Augmented Generation)環境が注目されています。RAGの核となる要素技術としてVectorStoreがあります。VenctorStoreは大量データを効率的に処理し、関連性の高い情報を迅速に検索可能なデータベースの一種です。本セッションでは、まずRAG環境の基本概念とそのビジネスへの応用可能性を解説。次に、複数のVectorStoreについて、登壇者が実際に触ってみた感触も踏まえて、特徴的な機能とメリットに焦点を当てて説明します。参加者が自社や組織のデータ活用戦略を検討する際や、実験的に使ってみる際に役立つ知見を提供します。